正月に読もうと書い込んでいた本の一つに落合博満の著作本がある。
選手時代から監督時代を通じて、彼が考えていたことや感じたことなどをありのままに綴った本で、なかなか面白い内容だった。
以前に野村克也の似たような著作を読んだことがあるが、これも負けず劣らず興味深く、また参考になった。
両人に共通していえるのは、その是非は抜きにして、それぞれに彼ら固有の確固たるスタイルやこだわり、そしてポリシーがあるということだ。やはりそれ故に道を極めることができたのだろう。
気軽に読めてしかも得るところも多いこのような本が1,000円そこそこで手に入るのだから、読書というのは本当にすぐれものの趣味だと思う。