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2012年1月11日水曜日

スティーブ・ジョブズ

iPhoneやiPadの生みの親であるApple CEOのスティーブ・ジョブズ。
残念ながら昨年亡くなってしまった。

彼の死を悼んですでにたくさんの本が出版されているが、プレゼンテーションの名人だった彼のプレゼンテーションテクニックをまとめた本があったので読んでみた。

プレゼンテーションというものが仕事において非常に重要であることは留学してみてはじめてわかったが、それまでは全然といっていいほど気にもかけていなかった。

この本は気軽に読めて内容も充実している。
ジョブズには遠く及ばなくてもこの本を是非参考にはさせてもらおう!

2012年1月9日月曜日

Facebook

FacebookというSNSサイトが大ブームだ。

全世界で加速度的にユーザーを獲得し、外国では一国の政権を倒してしまうほどの影響力を持つとも聞いている。

自分も留学中にすすめられアカウントを作ってみたが、正直のところ何が面白くてどのように利用すればいいのかよくわからず、ずっとほったらかしにしていた。

それが、先月ぐらいからふと積極的に参加してみようと思い、ごちゃごちゃといじっていたら非常に面白いことにようやく気づいた。

というわけで、Facebookの使いこなし方を熱心に勉強中。
確かに世界的なブームになるだけはある。奥が深い!


2012年1月4日水曜日

落合博満の本

正月に読もうと書い込んでいた本の一つに落合博満の著作本がある。
選手時代から監督時代を通じて、彼が考えていたことや感じたことなどをありのままに綴った本で、なかなか面白い内容だった。

以前に野村克也の似たような著作を読んだことがあるが、これも負けず劣らず興味深く、また参考になった。

両人に共通していえるのは、その是非は抜きにして、それぞれに彼ら固有の確固たるスタイルやこだわり、そしてポリシーがあるということだ。やはりそれ故に道を極めることができたのだろう。

気軽に読めてしかも得るところも多いこのような本が1,000円そこそこで手に入るのだから、読書というのは本当にすぐれものの趣味だと思う。

2011年10月30日日曜日

田中角栄の手紙

文藝春秋の今月号に田中角栄が愛人とその隠し子に綴った手紙が公開され、その特集記事が組まれている。立花隆による読み応えのある解説もついている。

愛人とは「越山会の女王」と呼ばれ田中角栄の金庫番として絶大な権勢をふるった彼の秘書である佐藤昭子だ。

田中角栄に関しては毀誉褒貶があるが、自分の中ではあくまでも立花隆のこれまでの一連の著作にある角栄観が田中角栄の真実の姿だと思っている。政治家が本来備えているべき高潔さや品性に欠ける人物だったのだろう。

時代がもっと下って歴史上の評価がしっかりと定まれば、とんでもない政治家が戦後の昭和時代に現れて日本の政治を散々にかき乱したということになると予想する。

ただ、人間に味があり魅力抜群だったことは間違いない。自分ももし田中角栄と直接接触すれば、間違いなく一瞬でコロッと魅了されたことと思う。

今回の文藝春秋掲載の手紙を読むと生身の田中角栄の姿が伝わってきて興味深かった。

2011年10月4日火曜日

異聞浪人記

滝口康彦の時代小説短編集。

この中にある「異聞浪人記」という作品が、「一命」というタイトルで今月中旬からロードショーされる。

小説自体はとても短くあっという間に読めてしまう内容なのだが、実は今回の「一命」は、60年代に上映されカンヌ国際映画祭でも受賞歴のある「切腹」という映画のリメイク版だ。




















学生の頃、この「切腹」という映画を衛星放送だったかTVで観たことがあるが、今まで自分が観た中で間違いなく3本の指に入る印象に残る映画だった。

ストーリー展開も役者の迫真の演技も絶妙でぐいぐい作品の中にのめり込んでいった記憶がある。

今回はなんでも時代劇もの初の3D映画となるらしい。
是非、映画館まで足を運んで「切腹」と見比べてみたい。

2011年9月20日火曜日

本の価値

台風の影響が懸念されるなか、変則的だが今週も丹後の外勤の登板がまわってきた。
案の定、列車に遅れが出ていつもより時間がかかったが、なんとか無事に峰山に到着した。

車内ではいつものように読書タイム。

元CAだった著者が自身の体験に基いて、事業に成功しファーストクラスの乗客となった人達に共通して見られる彼らの人間的魅力を解説した本。

肩肘はらず気軽に読める本だ。





















いつも思うことだが、一人の人間が一生の間に経験できることや出会える人の数は限られている。

ファーストクラスに乗るような人の人間的魅力を生の経験として味わって、かつそれを自分の人生の肥やしにするというようなことはこれからもおそらく絶対にないだろうから、とても参考になったし疑似体験として面白かった。

自分の知らない世界に関する知識を、分野を問わず興味の赴くままに、また自分の好きな時間に吸収できることを思えば、本の値段というものはどんな本でもとても安いものだと思う。

というわけで自分は本屋に行ってちょっとでも面白そうと思えば手当たり次第に躊躇せず買うことにしている。

2011年9月13日火曜日

またまた近藤誠本 

丹後への泊まり外勤の車内で最近出版された近藤誠本をまたまた読んでみた。

今回の大地震の報道を見ていて、福島の原発事故で問題となっている放射線被爆と、CTなどによる日常臨床現場での医療被曝の程度の違いをはっきり認識しておきたかったので、自分にとってはとても勉強になった。

ただ、毎度のことながら、この近藤誠本も一般人が読んでも内容が専門的すぎて著者の主張の真偽鑑定ができないだろう。この本がベストセラーになることはないだろうが、医療現場が不必要に混乱しなければいいのだが。

2011年9月3日土曜日

近藤誠本 

近藤誠本の最新版を見つけたので早速読んでみた。
最近読んだ本のなかでもっとも読み応えがあった。

当然、賛否両論はあるだろうが、とにかく医療関係者は一度熟読してみることをお勧めする。
自分もガンの分野や医療統計のことをさらに勉強して真実を見極めてみたいと思った。

一方で、この本を一般の素人が読んでも内容が専門的すぎて、何が真実で何が真実でないのかを見分けることは絶対に不可能だろう。その点でこの本は医療現場をかえって混乱させる恐れがあり注意が必要だ。


2011年8月22日月曜日

幕末・維新の江戸・東京を歩く

このような本を日曜日にみつけたのだが、期待通りとても面白い。



幕末の江戸で起こった有名な出来事や事件の場所を現代の東京の地図上に投射させ、江戸と東京を比較し幕末を感じながら東京散策できるように工夫された歴史好きにはうってつけの東京ガイド本だ。

この週末は研究会で東京出張予定だ。今回はこの本にしたがって品川付近に残っている旧東海道沿線を散策してみようかな。

2011年2月16日水曜日

徳川綱吉の身長は?



医者でもある筆者が、歴代徳川将軍の健康状態やその死因について史料に基づき科学的な解明を試みた本。9代将軍家重と13代将軍家定がアテトーゼ型の脳性麻痺であったことはよく知られた事実だ。

この本の中で特に面白いと感じたのは歴代将軍の身長で、おしなべどの将軍も身長が低かったのには驚いた。

ほとんどが160cm以下の身長で、とくに5代将軍徳川綱吉にいたってはなんと推定130cmたらず!ととびきりの低身長だったようだ。

なんらかの内分泌異常による成長障害があったと推測されるようだが、それにしても、徳川綱吉といえば、「元禄時代」、「生類憐みの令」、「赤穂浪士」、など多くのキーワードが思いつく特によく知られた将軍で、TVや映画でもよく取り上げられるキャラクターなだけにその実像とのギャップに驚かされる。

江戸城本丸大広間で行われた諸大名との公式の謁見儀式などの光景はどのようなものだったのだろう。

さらにいえば、歴代将軍の中でも大柄な将軍として知られ、「暴れん坊将軍」の名で有名な8代将軍吉宗も、推定155cmと現代の感覚から言えばやはり小柄だったようだ。

我々現代人が江戸時代にタイムトラベルしたら、なんとも不思議な気分になるのだろう。

2011年2月4日金曜日

黒田官兵衛「播磨灘物語」

「播磨灘物語」は戦国武将黒田官兵衛を主人公とした司馬遼太郎の小説である。



黒田官兵衛は知る人ぞ知る豊臣秀吉の名軍師であるが、歴史好き以外の人には意外と知られていない武将かもしれない。

本能寺の変に際して秀吉は明智光秀を討つべく中国地方から機敏に軍を引き返したが、有名な
この「中国大返し」も黒田官兵衛の入れ知恵によるものだし、秀吉の本能寺の変以降の目覚しい天下統一事業は黒田官兵衛というブレインがいてはじめて可能となったものである。

また、あまり知られていないが、大坂城の縄張り(設計)も実質的に黒田官兵衛が行ったとされる。

天下が定まっての後年、秀吉は退屈しのぎの雑談として周囲の者に「自分がもしいなくなったら誰が天下を取るか当ててみよ。」と聞いた。その質問に対し、徳川家康や前田利家などの大大名の名をあげる者はいても、誰ひとりとして黒田官兵衛の名をあげる者はいなかったという。

秀吉は「全部外れだ。それは黒田官兵衛よ。おまえらは彼の本当のすごさを知らない。彼が本気になれば天下を取ることなどいともたやすいことなのだ。」と答え、その場にいた者はその意外な秀吉の答えに驚いたという。

黒田官兵衛とともに秘密裏に謀略の限りを尽くして天下を奪取した秀吉にしかわからない黒田官兵衛の凄みというものがあったのだろう。

秀吉は天下統一事業の過程で黒田官兵衛の智略を散々に利用したが、いったん政権が安定してからは彼の智略をおそれむしろ彼を敬遠した。黒田官兵衛のすごいところはそのあたりの機微をよくわきまえていたことで、秀吉の処遇に一切不満の様子を見せることなくむしろ自分の存在を目立たぬようにして秀吉に二心のないことを示した。

九州中津で隠居となり完全に世間の第一線から退いたかにみえた黒田官兵衛だったが、彼は晩年になり長年心の奥底に秘めていた天下取りの野心をむき出しにし、実際にその行動をおこした。

彼の天下取りの構想は雄大であった。

関ヶ原で石田三成と徳川家康が戦っている間に、その混乱に乗じて九州を平定して自己の勢力を拡大し、関ヶ原の戦いで両軍が消耗しきったその後に、そのどちらかの勝者と戦ってこれを討ち、漁夫の利をえて天下をかっさらおうとしたのだ。

彼の予想に反して関ヶ原の戦いはあっけなく半日でけりがついてしまったため、この天下取り構想は成功しなかった。しかし実際に、彼はただの隠居の身でありながら、秀吉も警戒したその智略を駆使して九州北部一円をあっという間に手品のように制圧してしまったというから驚きだ。

天下取りが実現不可能と悟るやいなや、彼はさっと身をひそめて再びただのご隠居となり、その後は一切爪を剥き出すことはなかった。

なお、官兵衛の息子黒田長政は関ヶ原の戦功により家康より大抜擢を受け、筑前福岡52万石を拝領し福岡黒田藩の藩祖となっている。

さらにいえば、現在の福岡といえば九州一の大都会だが、この福岡という地名は、官兵衛の出身地である備前国(現在の岡山県)福岡を記念して官兵衛の指示でつけられたという。

いつかNHKの大河ドラマで取り上げられるべきユニークな歴史上の人物だ。

2011年1月28日金曜日

海部俊樹の回顧録



歴史好きな自分だが、昭和の政治史にもそれなりに興味がある。

この本は海部俊樹の政治家人生を自ら書き下ろしたもので、一国の総理大臣の著作としては軽いなという印象を受けるが、海部俊樹の総理時代を昨日のことのように覚えている自分としては、興味深いエピソードが多く語られている。

小沢一郎に関する記述はかなり辛辣で、彼に対し非常にネガティブな感情を持っていることがよくわかる。

でも、この本で一番印象に残ったのは竹下登の人物評に関するくだりで、

「はっきりいって、竹下登という政治家から国家観を聞いたことはない。そういうことはどうでもいい人だった、と正直思う。」

というごく短いこの一文だ。

権力を握ることそのものが彼の人生の目的であり、国をこのようによくしたい、だからその手段として権力を握りたいという人物ではなかったということがこの短い一文に端的に表現されていると思う。

学生時代に、立花隆の「巨悪VS言論」という田中角栄研究の集大成本を読んだことがあるが、その中にもこの竹下登評と本質的に同じことが書かれていた。

つまり、田中角栄も権力の頂上にのぼりつめるために政治家に必要とされるあらゆる能力を備えていたが、その最高権力を握ったあかつきに彼がこの国をどうしたいのかという、政治家としてある意味で最も大切な国家観なり理念がない人物であったというくだりがあった。

一方、中曽根康弘は、彼がまだ若く自分が将来総理大臣になるなどという可能性の全くない時期から、自分が総理大臣になったあかつきには日本をこう変えて行きたいというプランを克明にノートにつけていたという。

理念や信念はあれど政権を奪取する力がないというのではそもそも話にならないが、竹下登やその師の田中角栄のように政権を奪取したはいいが肝心の理念がないというのもこれまた国家にとっては大きな不幸である。

そう考えると、自分の中で中曽根康弘という政治家に対する評価は定まっていないが、少なくとも彼のこの若い頃のエピソードには惹かれるものがある。

2011年1月19日水曜日

名物教授 森 毅先生

森 毅先生という京大の名物教授がいた。
最近ご高齢で亡くなられたのだが、とても個性的なキャラクターで有名で、
たしかかなり以前はTVにもよく出ていたと思う。

本屋でふとこの本を見つけて買ってみたのだが、これが、なかなか面白い。
発想がとてもユニークなのだ。
他にも森毅先生の本がいくらかあるようなので、もうちょっと読んでみたい。

2011年1月14日金曜日

フロイスの見た信長と秀吉

歴史はとにかく面白い。

特に、信長、秀吉、家康が活躍した戦国時代と幕末は、それが乱世の世だけに個性豊かなキャラクターが数多く登場する。

戦国時代に関する本は多いが、この本はちょっと異色で、いわゆる歴史小説ではない。
宣教師ルイス・フロイスの書いた「日本史」のダイジェスト版で、外国人である彼が、直接、信長や秀吉に会い、見て感じたままを記した貴重な記録集である。



日本とは全くの異文化に生まれ育ち、信長や秀吉の権力システムとは完全に独立した社会に生きる存在であったことから、冷徹な眼差しで客観的に彼らを分析している点が非常に興味深い(もっとも、信長、秀吉がキリスト教に対して好意的かどうかによってその評価が左右される傾向があるようだが、、、)。

現代人は戦国時代の日本人からみれば、異文化育ちの外国人のようなものだろう。だから、もし我々がタイムマシンに乗って当時に行き、実際に彼らに会ってみれば、フロイスと同じような印象を彼らに対して持つのではないだろうか。

この本を読むと、多くの歴史小説に散々書かれてきた信長や秀吉像とは異なり、妙にリアルで生々しい彼らの姿を感じることができて面白い。

特に秀吉に関しては辛口で、「彼は優秀な騎士であり、戦闘に熟練していたが気品に欠けていた。」としている。おそらく、実際の秀吉は全くその通りの人物だったのだろう。

2011年1月6日木曜日

近藤誠本

自分が学生の頃、慶応放射線科の近藤誠医師の「患者よ、がんと闘うな」という本を読みいろいろな意味で興味を持った。

つい最近の文藝春秋にも氏の記事があり、さっそく買って読んでみたのだが、実は氏の主張の集大成となる本が出版されていたのでさっそく併せて読んでみた。



Overstatementと思える箇所もあるが納得できるところも多いし、医者である自分の目からみても、全体的には、ことの本質を言い当てていると思う。

残念なのは(それは氏自身が意図して行ったことだが)、一連の氏の主張が主に一般市民向けの書籍を介して世に発信されたことか。

氏の主張の真偽を吟味するには、長年にわたる実臨床経験や、医療統計やがん研究に関する知識などが要求され、高度な医学経験と知識を有する医者でさへ、じっくり対峙しなければ氏の主張は理解できず、まして、医学の素人にはとうていその本質を理解することなどできない。善意で警鐘を鳴らしたつもりが、逆に医学に素人の患者に心理的動揺を与える危険性がある。やはり、一石を投じるべきは医学界であって、一般社会ではなかったのではないか。

一方で、議論すべき相手である専門の医師集団が、頭ごなしに異端児として氏を排除しようとしてきたのも残念だ。
あくまでもscientificに議論すれば、彼の一連の著作を通じて、医療界がんという病気を原点から見直すいい機会になったのにと思う。

いずれにせよ、自分にとっては面白い本であった。

2011年1月4日火曜日

カフェでの仕事論

留学して自分が変わったことの一つに読書するようになったことが挙げられる。
本屋に行っては興味の赴くままに本を選んで買い込み、喫茶店で読むというのは最高の楽しみだ。

読書好きから始まって喫茶店好きとなっていったわけだが、喫茶店もこれまた奥が深い。
喫茶店を使った仕事術に関する本を読んでみたが、共感できる部分も多くけっこう面白かった。



京都は学生街でいろいろな個性を持ったカフェも多い。
それで、カフェ紹介の本がいろいろあることにも驚いた。



ながめているだけでも楽しい。